たま広報11月20日号にて掲載された「関戸から夜更かし~若者の移住事情~」の紙面では書ききれなかった内容を掲載しております!
多摩市の好きなところ
加藤
私は日本酒が大好きなので、多摩市の好きなところは「小山商店」があり、MichiCafeをつくった関戸が好きですね!関戸から永山駅までの乞田川沿いのゆるやかな雰囲気も好きです。
西山
引っ越してからはよく通ってるんですか?
加藤
通えなくはないけど、通ってないですね(笑)
そこは通ってくださいよ(笑)
満井
私は聖蹟桜ヶ丘エリアに引っ越してきてしばらく経つのですが、まだまだこのエリアの魅力を知り尽くせていません!散歩をする度に新たな発見があるこのエリアが好きですね~
満井
加藤
「BEER BULK J」とか?
満井
「BEER BLK J」に行ってからクラフトビールの世界を知りましたね!
西山
具体的な地名ではないけど「丘のまち」なところが好きです!遊歩道が40km以上ありますし、アップダウンがあって歩いていて地形が見えるのがすごく楽しいと思っています。
たしかに若者会議でも毎年フィールドワークをやっていて、私も出身は丘のまちではなかったので、ちょっと登れば「まちの姿」が見えるって素敵に感じるよね
満井
西山
ちなみに出身はどこなんでしたっけ?
千葉ニュータウンというところで、丘陵地じゃなくて台地なんですよ。お二人は?
満井
西山
加藤さんと私は、福岡の出身なんです!
加藤
なっちゃんのところは平坦なまちだけど、私は坂が多い地域でした。
引っ越してみて、二人はどのくらい経ちましたか?
満井
加藤
僕はまだ2ヶ月とかですね
西山
それまでは毎週のようにMichiCafeに来ていましたし、実質的に二拠点居住してましたよね(笑)
加藤
週末はこのへん(ソファ)に(笑)
西山
私は6ヶ月くらいかな
引っ越してきて感じたことや、気が付いたことはありますか?
満井
加藤
私は多摩市に「オリンピック」を呼びたいですね
西山
!?
!?
満井
加藤
荒川区に住んでいた時に、スーパーマーケット「オリンピック」というお店、食品から文具、日用品まで何でもおいてあったので便利でした。
西山
突然何を言い出したかと思いました(笑) スーパーマーケットの話でしたか!
多摩市若者会議でどんなことをやってきた?
一番歴の長い加藤さんから聞きたいですね
満井
加藤
HPに載っているレベルの話だけど、2017年はひたすら多摩市若者会議のワークショップをやって、2018年は、前年に出たアイディアをより具体化していって、MichiCafeという「若者のまちづくり」の拠点をつくるという話になり、クラウドファンディングを行って、実際にMichiCafeをつくったのが2019年ですね。クラウドファンディングをして、DIYをして、いまあるこの空間をとても汚かった状態から綺麗にしました。未知カフェができてからはなんとなく過ごしていた気がする(笑)今年に入ってからか、去年末くらいから毎週のように未知カフェの営業をしていますね!
西山
加藤さんのイベントでは新しくMichiCafeにきてくださる方に楽しんでもらっている姿をよくみますね
加藤
日本酒イベントでは「これ飲んだことなかったけどおいしかった」とかって感想をもらえると提供してよかったと思いますね
私は学生時代に若者会議に入ってからは主にワークショップの参加者として参加していました。ワークショップに参加して、色んな人と関わったり、ファシリテーションスキルを学びに来ていました。当時はアルバイトでコーヒーのセミナーを開催していこともあってファシリテーションスキルを盗みにきていました(笑)
満井
西山
私は大学2~4年生の間はそんなに来ていなかったです。若者会議以外の活動もいろいろ参加していました。京王線沿いに住んでいたんですけど、たまにMichiCafeに行くくらいでしたね。2020年の多摩市若者会議ワークショップで、いつもパルテノン多摩で行っているイベントをオンラインで開催するようになってから、私がはじめてファシリテーションをやらせてもらったのが深くかかわるようになったきっかけです。
「多摩市若者会議」に参加してみて得られたもの・得ているもの
大学は経済学部だったんですけど、当時はあまり関わることのなかった理系の学生や年齢の離れた社会人の方とかとお話しする経験が得られたと思っています。当時は参加者のなかでは映画監督やサッカー選手なんかもいらっしゃいましたよね。自分が普段関わることがないような人とお会いできたことで自分の世界が広がったし今後の自分の将来や、どんな仕事をしたいか考えるきっかけにもなりました。得ているものは、プライベートでも楽しめる仲間やサードプレイス的なコミュニティが持てていることです。
満井
加藤
若者会議がはじまったフェーズから何やるか決めて、実際に若者のまちづくり拠点をつくるというその流れを最初から最後まで試行錯誤したことは凄く良い経験を得られたと思っています。あとはさっき満井君がいったように関わる人が普段とは全然違うので、年齢や分野が異なる人と出会えること。実際にはインターンに向けたエントリーシートを社会人メンバーに見てもらったり、顔が広い社会人メンバーの力を借りて、「救急」に関するイベントを行ったりすることもできました。アイデアを考えるだけじゃなくて、実践するというのが若者会議の特徴だと思うんですけど、そこを経験することで得られるものってたくさんありますよね。気軽に挑戦できる場というのがコンセプトでもあった気がする
西山
私もほとんど二人が答えた内容の通りではありますが、多摩市若者会議は他の団体と比べて特に面白い人があつまっている気がします。1つテーマごとに集まっているNPOだったり色んな団体があると思うんですけど、多摩市若者会議は「若者自らがまちの魅力を創出・発見し発信する」というコンセプトで、まちの話ってどんな人が参加してもよいと思うので、色んな人と出会えるのは凄く楽しいです。私も若者会議がきっかけで多摩市のことを知って住みたいな!と思えたので住みたい街に出会えたというのは、多摩市若者会議のおかげですね!